東京国際クリニック / 歯科
ライフスタイル
LIFE STYLE
LIFESTYLE INTERVIEW
vol.04
口元は想像以上に
見られている
「自分らしい人生は、
健やかな歯があってこそ」
- JAZZヴァイオリニスト
- 里見 紀子様
取材・文 森本裕美 取材日 2016年1月
クラシックの世界から、日本で数名しかいないJAZZヴァイオリニストに転身した里見紀子さん。
「自分らしい人生のためにも、歯が大事」と語る里見さんは、現在44歳。
なぜ、これほど若々しいのか? そして、健やかな歯を通して獲得する自分らしい人生とは?
里見紀子様
JAZZヴァイオリニスト。東京芸術大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。1995年ウィーン国立音楽大学の室内楽マスタークラスに参加し、アルテンベルク・トリオに師事。最優秀の成績を修める。CM作曲家として「日本ハム」「ロッテチョコパイ」「養命酒」等を手掛けACC賞を受賞するなど、他方面で才能を発揮。エレガントかつアグレッシブな演奏に定評がある。
https://project-nori.wixsite.com/mysite
知りたいのは歯科医の「感想」ではなく確かな「データ」
東京国際クリニックを受診されたきっかけを教えてください。
- 里見様
-
JAZZヴァイオリニストとして人前に立つ仕事をしているので、以前から見た目には気を配っていました。でも、最近はFacebookにアップされることが増えてきたので、特に口元が気になるようになったんです。笑ったときに見える銀歯を白くしたいと思いました。
奥歯ならほとんど見えないと思いますが、気になりますか?
- 里見様
-
「演奏しているときの笑顔が素敵です」と言っていただくこともあるので、口元は想像以上に見られているのだと感じます。私はヴァイオリン担当ですが、ボーカリストの方はもっとケアをされていると思いますよ。銀歯の他にも、歯茎が少し下がってきているのも気になっていたので合わせて診ていただきました。
ご自分で歯茎下がりを意識されるというのは、すごいですね。
- 里見様
-
歯磨きはしっかりしていたんですけれど、ストレスが原因で逆に磨きすぎていたようです。
歯茎の厚さは人それぞれのようで、私は薄くて弱いタイプ。東京国際クリニックの歯科では、きちんと検査をした上で、自分の歯や歯茎がどうして今のような状態になっているのかを丁寧に説明していただきました。
ご近所の歯科にかかろうとは、思わなかったのですか?
- 里見様
-
正直言って、治療に納得していませんでした。保険治療の範囲内ということもありますが、
町の歯医者さんは、あるところから先に踏み込んできません。レントゲンを撮るわけでもないので、聞かされる内容はあくまでも医師の「感想」という印象をもっていました。
そうではなくて、もっと詳しく診ていただいて、見た目にも美しくなる治療を根本的にしていきたかったんです。だから、歯茎なども気になっていたので「歯周病」で検索し、診療内容などをチェックして東京国際クリニック(名称変更前:東京マキシロフェイシャルクリニック)に興味を持ちました。
診療の拘束時間を
把握したい
東京国際クリニック/歯科では、具体的にどのような治療をされたのですか?
- 里見様
-
銀歯を全て白くしたのと軽度の歯周病を治療するぺリオドライトを行いました。ぺリオドライトの診療内容に歯磨き指導が含まれていて、電動歯ブラシを使って磨き方などを細かく教えていただいたのですが、この出会いは私にとって大きなものとなりました。
それまで電動歯ブラシを使われたことは?
- 里見様
-
ありません。なんとなくこわいイメージがあったんです。でも、電動歯ブラシを使うと、手磨きでは絶対に落としきれないような歯の裏の歯垢も落とせます。フィリップスのソニッケアーは、歯茎のタイプに合わせて電動の仕方を選べるのがいいですよね。「実際にやってみましょう」と使い方や磨き方を教わったので、安心して使えるようになりました。
ご多忙だと思いますが、歯医者に通うのは大変ではありませんでしたか?
- 里見様
-
いえ、とても通いやすかったです。完全予約制なので待ち時間もほとんどありませんし、急に仕事でダメになっても電話で日時変更など対応していただきました。あと、「次の診療は大体1時間くらいみてください」と拘束時間も予め教えてもらえるので、後の予定が組みやすいです。ライブなど絶対に遅れられない予定が多いので、拘束時間を把握できるのは助かりますね。
JAZZに間違いはない。
大切なのは、かっこいいか、かっこよくないか
歯の治療はほぼ終わりのようですが、東京国際クリニックで肌のメニューなど歯科以外も受診されたんですか? とても44歳には見えません。
- 里見様
-
肌のメニューは、興味はありますけどまだ受けてはいません。スキンケアは、ごく普通だと思います。でも、毎日リンパマッサージはするようにしています。JAZZミュージシャンは若々しい方が多いので、本当に皆さんすごいと思います。やっぱり、好きなことをしているから若いのかなと思います。
好きなことをして生きるというのは、大変ですが大切ですよね。
- 里見様
-
そうですね。私もJAZZを始めて性格が変わりましたし、人生も変わりました。クラシックは「減点法」で、楽譜通りに弾くのが正解。それ以外は、ダメ、ダメ、ダメなんです。だけどJAZZは真逆。ダメなことは何ひとつありません。かっこいいか、かっこよくないか、それだけです。
人生哲学のようですね。元々JAZZに興味があったんですか?
- 里見様
-
いえ。中高はハードロックが好きでしたし、大学に入ってからはオーケストラに目覚めました。ヴァイオリン自体は2歳半から始めていて、今も高校時代から使っているヴァイオリンを愛用しています。1760年製のガリアーノです。
なぜ、クラシックからJAZZに転向されたのですか?
- 里見様
-
あるとき、劇団四季の『ライオンキング』のオーケストラピットに入っていたのですが、そこは舞台の下なので、ちょっと狭くて暗いんですね。そんな環境で、毎日同じものを弾いているうちに、「私はこのまま、人が書いた楽譜だけを弾いて死ぬのかな」と思ったら、すごく嫌になってしまったんです。しかもライオンキングは、みんな舞台を観に来ているわけで、私の演奏が目当てではありません。そう思ったら、とても悲しくなってしまって。私の名前だけで人を集められるような音楽をやりたいと思ったんです。
その頃すでに、JAZZヴァイオリニストは日本にいたんですか?
- 里見様
-
2~3人いましたね。今も、ライブハウスで活躍するような人は5人くらいだと思います。
JAZZというのは楽譜通りではなく、その場で作曲しながら演奏していくものなので、そのためにはさらなる技術が必要になります。だから、あまり人材が育ちません。
その場で作曲しながら演奏するというのは、難しそうですね。
- 里見様
-
そうですね。私の演奏を気にいってくださる方もいるでしょうし、そうじゃない方もいると思います。容姿もそうだと思いますが、万人に好かれるというのはありえません。だから、全員に気に入られようとは思わず、自分が伝えたいことをきちんと伝えられるように心がけています。
1日2食、毎日ワイン
オフの日は何をされているんですか?
- 里見様
-
練習は必ずしますが、基本的には映画を観たり、おいしいものを食べたりしています。今は赤ワインが特に好きです。ほぼ毎日ワインを飲んでいるので、体のためになるべくウォーキングをするようにしています。
ボディラインをキープするために、他にも何かしていますか?
- 里見様
-
ライブが終了するのは夜遅い時間なので、夕食をとるのは夜中になってしまいます。ですから、朝は食べず1日2食が基本です。夜も、炭水化物はなるべく食べないようにしています。あとは、衣装にそでを通したときに、ボディラインに変化がないか意識するようにしています。
歯の治療を終えて、演奏や私生活に何か変化はありましたか?
- 里見様
-
思いっきり笑えるようになったのはもちろんですが、演奏中も、実は歯の存在というのは大きいんです。歯をくいしばって弾いてしまい、歯をダメにする演奏家が多くいます。私は今のところ大丈夫ですが、健康的な演奏のためにも、歯の健康は大事。私にとってJAZZは人生そのものです。自分らしい生き方をするためには、健やかな歯に支えてもらわなくてはいけません。おいしいものを食べたり、楽しいことがあったら笑ったり、人として豊かに生きるためにも歯は大切です。これからも、自分らしく生きていくために歯を大事にしていきたいと思います。
No Baird
コンセプトは「ニューヨークスタイルのJAZZレストラン」。上質な空間で、日ごとに変わる情熱的なJAZZライブを愉しめる。料理をふるまうのは、都内の名店で料理長を務めてきた田沢正人シェフ。24時間熟成したパルマ産の生ハムや、幻の豚と名高い梅山豚を用いた料理など、センスあふれる美食がそろう。
住所:東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座B1F
TEL:03-6280-6006
休み:日曜、祝日
営業時間:月~金18:00~3:00(L.O23:00)、23:00~バータイム、土18:00~24:00(L.O23:00)
HP:http://www.no-bird.com/