2024.01.22
下がってきた歯茎、20代でも要注意、歯磨きなどの治療方法は?
歯茎が下がる原因とは?
なんだか最近、歯が長くなったような気がする……。歯磨きのときに鏡を見て、ふと不安を感じることはありませんか? 歯が長くなったように見える原因は、歯茎が下がったことにより歯の根元が露出しているためです。それではなぜ、歯茎が下がって歯の根元が露出してしまうのでしょうか? まずは、歯茎が下がる主な原因を知っておきましょう。
歯周病
歯茎が下がる原因でもっとも多いのが「歯周病」です。歯周病はプラーク(歯垢)に潜む歯周病菌が排出する毒素によって歯茎が炎症を起こし、歯を支える顎の骨が溶かされていく病気です。顎の骨が溶かされると、骨を覆っている歯茎も退縮していきます。そのため、歯周病が進行すればするほど、歯茎はどんどん痩せていき、歯が長くなったように見えるようになります。
歯周病とは?症状や原因・治療法について
間違ったブラッシング
毎日のブラッシングの際、強く力を入れて磨いていると歯茎が傷付いてしまい、「擦過傷(さっかしょう)」という症状を招くことがあります。擦過傷になると、歯茎が退縮して歯の根元(歯根)が露出してしまい、結果として歯が長くなったように見えるようになります。歯根が露出すると見た目が悪くなるだけでなく、知覚過敏を招くなど、口腔内の様々なトラブルの引き金になるので要注意です。
歯周病と歯磨き(ブラッシング)
乱れた噛み合わせ・食いしばり
一部の歯だけが強く噛み合わさっている場合、その部分の歯茎にも過剰な力が加わり続けるため、少しずつ痩せていき、歯の根元が見えるようになります。なお、食いしばりのクセがある場合は、改善策としてボトックスが有効です。下顎を動かし、上下の歯を噛み合わせる筋肉にボトックスを注入することで、筋肉の動きを抑えることができます。個人差はありますが、1回のボトックス注入で6ヶ月ほど効果が持続します。
根尖病巣
虫歯が重症化して歯根まで進行すると、「根尖病巣」と呼ばれる状態になります。根尖病巣は過去の虫歯治療で歯の神経が死んでいる場合にも起こり、根の先に膿が溜まった袋ができるのが特徴です。膿として毒素が分泌されることにより、歯茎に炎症が起きて歯茎が痩せてしまいます。
上述した4つの原因以外にも、加齢によって歯茎が下がってくることもあります。年をとると、自分の歯が少なくなっている人も増えてきますが、歯がない状態だと噛む力が顎の骨に伝わりにくいため、顎の骨が痩せていきます。顎の骨が痩せていくと、骨に被さっている歯茎の位置も下がってしまうのです。歯茎が下がる原因については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
歯茎が下がる4つの原因と元に戻すための治療法
歯茎が下がってしまう原因は様々ですが、もっとも多いのは歯周病です。そのため、歯茎が下がってきたら、まずは歯周病を疑うべきでしょう。20代や30代の若い人でも口腔内環境が悪ければ歯周病に感染して、歯茎が痩せてしまうことがあります。
なお、歯周病に感染すると、通常は歯茎が痩せる前に「歯茎から血が出る」「歯茎が腫れる」といった症状が出ます。歯茎の腫れについては、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
歯茎が下がった状態を放置するとどうなる?
歯茎が下がって悩んでいる人は多くいると思いますが、そのままの放置しておいたらどうなるのでしょうか? 歯茎が下がる原因としてもっとも多いのは歯周病なので、歯周病の場合で考えていきましょう。
初期~中期の歯周病では歯茎からの出血が見られますが、進行すると「顎の骨が溶ける → 歯茎の位置が下がる → 歯が長く見えるようになる」といった症状が現れるようになります。放置しておくと、どんどん歯茎が下がっていき、口元の見た目が悪くなり、老けたような印象になる人が多くいます。歯茎が下がるデメリットは審美的なマイナスだけではありません。歯茎が下がってくると、歯と歯の間のすき間も広くなっていきます。その結果、食べ物が挟まりやすくなったり、プラークが溜まりやすくなったりします。
どの程度、歯茎が退縮しているかにもよりますが、あまりに歯茎が下がってしまうと、元の状態を回復するのは難しくなります。放置していると歯周病はさらに進行し、顎の骨によって歯を支えられなくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯が抜けてしまったら、歯茎がどうこう言っている場合ではありません。見た目は著しく損なわれますし、食事・発音などの日常生活でも不自由を強いられるようになってしまいます。
歯周病で下がった歯茎は元どおりになるの?
歯茎が下がると、歯茎から膿が出る!?
「歯茎が下がる」のも、「歯茎から膿が出る」のも、歯周病が進行したときに出る症状です。決して、歯茎が下がるから膿が出るわけではありません。単純に、歯周病が進行すると歯周組織の炎症がひどくなり、この2つの症状が同時に出ることがあるということです。歯茎から膿が出ているうえ歯茎も下がっている場合は、歯周病が中度~重度にまで進行している恐れがあるため、早急に歯科医院を受診するようにしましょう。
なお、歯茎から膿が出る原因は歯周病だけではありません。歯茎から膿が出る原因については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
歯茎が下がると、歯茎がかゆくなる!?
歯周病は歯茎に炎症が起きる病気なので、歯周病の症状として歯茎がかゆくなることはあります。ですが、歯茎が下がるから歯茎がかゆくなるわけではありません。歯茎が下がると、むしろ歯がしみる症状(知覚過敏)が出やすくなります。なぜなら、歯茎が下がると、通常であれば歯茎に覆われている歯根部が露出してしまうからです。歯根部は歯冠部と違い、表面にエナメル質がなく象牙質がむき出しになっています。そのため、象牙質の内側にある神経に刺激が伝わりやすくなり、しみる症状が出やすくなるのです。
なお、歯茎がかゆくなる原因としては、歯周病以外にも食物アレルギーや金属アレルギーなどが考えられます。歯茎がかゆくなる原因については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
【関連記事】:歯茎がむずがゆい原因は歯周病?適切な改善方法
【関連記事】:歯茎が白い原因と対処法は?
歯周病で歯が長くなったように見えるのはなぜ?
歯が長くなったように見えるのは、多くの場合、歯周病が原因になっています。歯周病によって歯が長くなったように見えるメカニズムは以下のとおりです。
→ 健康な状態の歯茎は引き締まっていて、歯にぴったりと密着している。
→ 歯周病にかかると、歯を支える顎の骨(歯槽骨)が溶かされていく。
→ 顎の骨が溶かされていくと、骨に被さっている歯茎(歯肉)も退縮していく(痩せていく)。
→ 歯茎が退縮していくと歯茎の位置が下がり、今まで隠れていた歯根部分が露出する。
→ 歯根部分が露出すると、相対的に歯が長くなった(歯が伸びた)ように見える。
このように、歯周病が進行すると歯茎が下がって歯が長くなったように見えるようになります。放置しておくとますます歯茎が下がっていくので、早めに歯周病治療を受けて進行を食い止めることが大切です。
歯周病治療は、歯周ポケットに溜まったプラーク・歯石を取り除くことが基本になります。通常、歯茎が下がっている場合は、歯周病が中度・重度にまで進行しており、歯周ポケットの奥深くまでプラーク・歯石が溜まっていると考えられます。その場合は、歯茎を切開して歯根を露出させ、歯根にこびり付いたプラーク・歯石を取り除きます(フラップ手術)。
このような治療を受けることで、口腔内環境を改善し、歯周病を治していきます。ただし、歯周病が完治しても、下がった歯茎が元どおりになるわけではありません。歯茎を回復させるには、後述する「再生治療」などを受ける必要があります。
歯茎の再生治療とは?
歯茎の再生治療とは、歯茎が下がってしまった場合に、自然な見た目を回復させる外科治療のことです。歯周病によって歯茎が退縮した場合だけでなく、歯根破折や根尖病巣などが原因による歯茎の退縮にも対応できます。ただし、歯茎が退縮している程度や、歯の形状、歯茎の厚みによっては適用できないケースもあります。
以下では、3種類の歯茎の再生治療についてご説明します。なお、歯茎の再生治療は審美性の回復を目的とした治療なので、基本的に保険適用とならず、料金は全額自己負担となります。
01:結合組織移植術
上顎の奥歯の内側の歯茎を採取して、歯茎が下がっている部分に移植する術式が「結合組織移植術」です。口腔内でもっとも肉厚な部分である歯の歯茎を移植することで、歯茎が痩せている部分を補うことができ、自然な見た目を実現できます。広い範囲で歯茎が退縮している場合には、やけどの治療にも使われる皮膚の移植材を使う場合もあります。なお、結合組織移植術は保険適用外の治療となるため、基本的に費用は全額自己負担です。
02:歯肉弁側方移動術
移植ではなく、歯茎の位置を移動させることで歯茎の見た目を回復させる術式が「歯肉弁側方移動術」です。歯根が露出した部分の左右の歯茎を引っ張り、中央に寄せて付着させることで露出した歯根部分を覆います。なお、歯肉弁側方移動術は保険適用外の治療となるため、基本的に費用は全額自己負担です。
03:歯肉弁歯冠側移動術
「歯肉弁歯冠側移動術」とは、歯根が露出した歯の上の歯茎を切開し、歯冠の方へ引っ張って移動させる術式です。前述の歯肉弁側方移動術と同様に、移植ではなく歯茎の位置を移動させ、付着させることで歯茎の見た目を回復させます。歯肉弁側方移動術と異なるのは、同じ歯の上の歯茎を引っ張って歯冠側へ移動させる点です。なお、歯肉弁歯冠側移動術は保険適用外の治療となるため、基本的に費用は全額自己負担です。
歯茎の再生治療後はケアが重要!
歯茎の再生治療を受けることで、自然な見た目の歯茎を取り戻すことができます。しかし、治療が終わったからと安心していると、歯周病の再発によってせっかく再生させた歯茎を失ってしまいかねません。そうならないためには、普段からしっかりと歯磨きをすることが大切です。
歯磨きは、歯周病に対して自分自身でできる唯一の治療法であり予防法です。美しく健康な歯と歯茎を維持するため、毎日丁寧なブラッシングを心がけましょう。
下がった歯茎は薬で治る?
もし、強すぎるブラッシングが原因で歯茎が下がっているのであれば、磨き方を見直せば、下がった歯茎が改善する可能性はあります。その際、歯茎の引き締め効果を謳った市販の歯磨き粉を試してみるのもいいかもしれません。歯茎の引き締め効果のある歯磨き粉を使って正しいブラッシングを継続できれば、歯茎を元に戻すことができるでしょう。
ただし、歯周病が原因で歯茎が下がっているのであれば、歯周病を完治させることが先決です。「歯周病に効果がある」と謳っている薬や歯磨き粉・洗口液なども市販されていますが、科学的根拠に欠けるものばかりです。気休め程度に使うのは構いませんが、薬や歯磨き粉・洗口液で歯周病が治ることはありませんし、下がった歯茎が元に戻ることもありません。必ず歯科医院を受診して、科学的根拠のある治療を受けましょう。
下がった歯茎を直す歯磨きとは?
歯周病で歯茎が下がっている場合、残念ながら、歯磨きだけで歯茎を元どおりにすることはできません。しかし、丁寧にブラッシングをすることで、歯周病の進行を食い止めることはできます。「これ以上、歯茎を退縮させたくない」と思うなら、歯科医院を受診するとともに、普段のブラッシングを見直してみましょう。
歯周病の原因はプラークなので、口腔内のプラークをできるだけ少なくすることで、歯周病菌の活動を抑制できます。毎日、何となくブラッシングをしている方が多いと思いますが、「できるだけプラークを残さないこと」を意識するだけで、ブラッシングの効果は変わってきます。口腔内をくまなく磨けているか意識しながら、歯磨きに取り組んでみましょう。
とはいえ、自分で自分の歯磨きを評価するのは難しいものです。「完璧に磨けている」と思っている人でも、実は磨き残しだらけ……というケースは少なくありません。毎日のブラッシングをより効果的なものにするには、一度、歯科医院でブラッシング指導を受けるのがおすすめです。
歯科医院のブラッシング指導とは?
基本的にどこの歯科医院でも、ブラッシング指導(TBI)をおこなっています。医院によって方法や流れは異なりますが、一般的にはまずプラークの染め出し液を使って、磨き残しを確認します。プラークは乳白色なので、よく見ないと確認できませんが、染め出し液を使うとプラークが赤く染まるので、磨き残しがある場所や磨き残している量が一目瞭然です。
磨き残しの状況から、その人のブラッシングのクセが分かったら、クセを改善するために、歯科衛生士による歯磨き指導がおこなわれます。歯並びや親知らずの生え方などによっては、歯ブラシによるケアだけでは不十分な場合もあります。その場合は、歯間ブラシやデンタルフロスを使った指導もおこなわれます。
歯磨きのコツが分かり、プラークをきれいに落とせるようになるのが、ブラッシング指導を受けるメリットです。正しくブラッシングできるようになれば、歯周病・虫歯を予防できるだけでなく、歯の着色や口臭を防ぐこともできます。ブラッシングの重要性とメリットについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
ブラッシングは1日何回が正解?
1日1回の歯磨きでも、プラークをしっかり除去できていれば歯周病にはなりませんし、1日3回、歯を磨いていても磨き残しが多ければ歯周病に感染してしまいます。つまり、ブラッシングは、回数よりも「いかに磨き残しを少なくできるか」が重要なのです。
しかし、1日1回の歯磨きでプラークをしっかり除去できる人はあまり多くはありません。特に、歯磨きに自信がない人は、可能であれば1日3回磨くようにしましょう。歯周病予防という観点だけでなく、歯の着色や口臭など周囲の人に与える印象なども考えると、毎食後にブラッシングをしておいたほうが安心です。
下がった歯茎を直すのに向いている歯ブラシの選び方とは?
ブラッシングの目的は、お口をスッキリさせることではなく、プラークを除去すること。この目的を達成できるのであれば、どんな歯ブラシを使っても構いません。プラークが少ない口腔内環境を維持できれば、歯周病治療はスムーズに進みます。また、歯周病の進行にブレーキをかけることができれば、歯茎が下がるのも食い止めることができます。
歯ブラシの毛束のかたさ
一般的に、歯ブラシの毛束は「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類があります。「かため」の歯ブラシのほうがプラークをしっかり除去できそうに思えますが、必ずしもそうとは限りません。「かため」を好む人は多くいますが、毛束がかたい歯ブラシで力を入れて磨いていると、歯茎が傷付く「擦過傷」になったり、歯がしみる「知覚過敏」になったりするリスクが高くなります。歯茎の擦過傷については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
歯茎擦過傷の原因や症状
すでに歯周病を患っていて歯茎から出血・排膿がある方は、歯を磨くのがつらいと思います。しかし、血や膿が出ているからといってブラッシングをしないでいると、プラークが溜まり、さらに歯周病が進行してしまいます。歯茎から出血・排膿がある場合は、毛束が「やわらかめ」の歯ブラシを選び、弱めの力で小刻みに動かして磨きましょう。弱めの力でも丁寧に磨いていれば、プラークが溜まるのを防ぐことができます。
歯茎にトラブルがなく、正しい磨き方ができているのであれば、歯ブラシの毛束のかたさは好みで選んでいいでしょう。
歯ブラシのヘッドの大きさ
歯ブラシのヘッドは様々なサイズがありますが、人によってお口の大きさや歯並びが違うため、最適なサイズも変わってきます。正しい歯磨きができていて、十分にプラークを落とせているのであれば、どのサイズでも構いません。
一般的に、奥歯には歯ブラシが届きにくく磨きにくいため、プラークが溜まりがちです。その点では、ヘッドが小さめの歯ブラシのほうが奥歯に届きやすく、磨き残しが少なくなります。特に、親知らずが斜めに生えている方や半分埋もれている方などは、ヘッドが小さめの歯ブラシを選んだほうがいいでしょう。
歯ブラシを交換するタイミング
歯ブラシは、使いはじめて1ヶ月くらい経つと毛束が徐々に開いてきます。毛束が開いてくると磨きたい部分にブラシが当たりにくくなり、効率的に磨けなくなってきます。「毛束が広がってきたな」と感じたら、新品と交換するようにしましょう。
歯ブラシは買いに行くのを忘れがちなので、ご自宅にストックがないと、毛束の広がった歯ブラシを使い続けてしまいます。気になったらすぐに交換できるよう、歯ブラシは数本、まとめ買いしておくのがおすすめです。
歯ブラシと電動歯ブラシはどっちがいい?
近年、電動歯ブラシの普及が進んでいることもあり、手磨きよりも電動歯ブラシのほうが優れているというイメージを持つ方が増えていますが、必ずしもそうとは言えません。しっかりとプラークを除去できれば、普通の歯ブラシによる手磨きでもまったく問題はありません。
たしかに電動歯ブラシは小刻みに動くため、正しく使えば、効率的にプラークを落とすことができます。しかし、電動歯ブラシの力を過信していると、ブラッシングが雑になりがちです。電動歯ブラシを使っていても、すべての歯にくまなくブラシを当てることができなければ、磨き残しができてしまいます。電動歯ブラシは小刻みに振動しますが、結局、磨きたい箇所にブラシを当てるのは自分なのです。
下がった歯茎を直すのに向いている歯磨き粉の選び方とは?
「薬用成分配合」や「美白効果」「虫歯予防効果」など、様々な効果を謳った歯磨き粉が市販されています。もし、歯周病によって歯茎が下がっている場合は、残念ながら歯磨き粉の力によって改善することはできません。専門医による歯周病治療を受けて、歯周病を完治させることが先決です。そのうえで、歯茎の再生治療を受ければ、元どおりの歯茎を取り戻せるでしょう(歯茎の退縮の程度によっては、元どおりにできないこともあります)。
もし、歯茎が下がっている原因が強すぎるブラッシングであれば、歯磨きの方法を改善することで歯茎が回復する可能性はあります。その際、歯茎の引き締め効果を謳った歯磨き粉を試してみるのもいいかもしれません。
なお、虫歯予防を重視するのであれば、「フッ素入り」の歯磨き粉がおすすめです。フッ素には汚れを落とすだけでなく、歯から溶け出したリンやカルシウムといった成分を再石灰化させ、歯の表面を強化する作用があります。そのため、虫歯予防に一定の効果が期待できます。
監修者情報
公開日:2019年10月29日
更新日:2024年1月22日
清水智幸(しみずともゆき)
東京国際クリニック/歯科 院長
歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。
・日本歯周病学会 認定医
・日本臨床歯周病学会 認定医
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