私たちの考える歯科治療
正確な診査・診断
DENTALDOCK
CONCEPT
正確な診査・診断から、
最善の治療法を導き出します
適切な治療を行うためには、
原因を正確に把握することが重要です。
正確な診査・診断を行ったうえで最適な治療
計画を立案し、健康を維持できる口腔内環境
をつくります。
SECTION 01
口腔内検査からはじまる
歯科治療
東京国際クリニック/歯科では、治療に進む前に必ず口腔内検査をおこなっています。
なぜなら、診査・診断の結果によって選択する治療法が変わり、治療の成否が大きく左右されるからです。
診査・診断の重要性
正確な診査・診断なくして、治療の成功はありません。診査・診断の目的は、現在の口腔内の状態・問題を把握し、「この問題が口腔内のどこからきているのか」という原因の根本を突き止めること。そのうえで「改善するためには、どのような治療法を選択すべきか」という治療計画を導き出します。精度の高い診査・診断をおこなうことで、最善の治療結果がもたらされるのです。逆に、診査・診断をおろそかにしてしまうと的確な治療計画を導き出せず、満足のいく治療結果が得られなくなってしまいます。
SECTION 02
東京国際クリニック/歯科の
口腔内検査
東京国際クリニック/歯科では、
「オーラルチェック」と「歯科ドック」という
2種類の口腔内検査をご用意しております。
レントゲン写真をはじめ、むし歯・歯周病の有無や細菌検査など、口腔内を
様々な角度から詳細に検査しています。
オーラルチェック
レントゲン検査、むし歯・歯周病の有無などを詳細に確認します。
あまり検査時間がとれない方などにおすすめです。
検査費用
11,000円
検査項目
5項目
検査時間
約60分
歯科ドック
口腔内の状態を多角的・総合的に把握・分析します。
口腔内の状態をくまなく検査したい方などにおすすめです。
検査費用
55,000円
検査項目
13項目
検査時間
約120分
診査・診断の結果を確かな治療計画につなげるためには、検査を担当する「術者」の技量によって、
検査の状況や数値に“差”が生じてはいけません。
そのため、当院がもっとも重視しているのは「検査の正確性」です。
たとえば歯周病の検査では、歯周ポケットの深さを1本の歯に対して6ヶ所で測定しますが、
計測する人によって「圧」が変わることがないよう、「規格荷重プローブ」と呼ばれる専用機器を用いています。
これにより、術者によって差が生まれない測定状況をつくり、検査の正確性を維持しています。
SECTION 03
口腔内検査の流れ
STEP
01
カウンセリング
(約30分)
はじめに、問診票・アンケートをご記入いただき、その内容をもとに医師によるカウンセリングを行います。現在の口腔内の状態とお悩みを伺い、現在治療中の病気や家族歴などを確認します。常用薬・アレルギーの有無、ブラッシング習慣や生活習慣なども伺います)。
STEP
02
口腔内検査
口腔内検査の目的は、現在の口腔内の状態・問題を把握し、原因の根本を突き止めること。そのうえで、「改善するためには、どのような治療法を選択すべきか」という治療計画を導き出します。歯科ドックの場合は13項目、オーラルチェックの場合は5項目の検査をおこないます。
レントゲン検査
オーラルチェック
歯科ドック
口腔内のレントゲン写真を撮影します。むし歯や歯の根の状態、歯を支える骨の状態など、肉眼では見えない部分を検査します。平面的(2次元)に口腔内の状態を把握することができます。
LB菌の検査
歯科ドック
むし歯の原因菌の一つであるLB菌(ラクトバチラス菌)の数を調べます*。LB菌はむし歯を進行させる菌で、毎日のブラッシングの状態によって菌の量が変わります。白い斑点が多いほど、菌の数が多いという判定になります。
*細菌を培養するため、検査結果の判定まで4日間要します。
口腔内写真撮影
オーラルチェック
歯科ドック
レントゲン写真には反映されない現在の歯茎の状態を記録します。また、治療を進めていく際の比較対象もおこなうことができます。
ペリオスクリーン
歯科ドック
唾液中に含まれる血液量の検査を行います。唾液を採取し、試験紙を用いて反応の有無を調べます。歯茎に炎症がある場合、出血を伴うため陽性反応が出ます。
唾液量の検査
歯科ドック
検査用の無味のガムを一定時間噛んでいただくことで、唾液量を計測します。唾液の分泌が少ないと、特にむし歯になるリスクが高くなります。なお、計測時間は5分間で、正常な分泌量は4~5mlです。
唾液緩衝能の検査
歯科ドック
緩衝能とは、食事を摂ることで「酸性」に傾いた口腔内を「中性」に戻すことです。唾液のphを測定することで、緩衝能がどれくらいあるかを判定します。緩衝能が高ければ、むし歯のリスクは低いと考えられます。
CT検査
歯科ドック
CT検査を行います。レントゲンだけでは確認できない顎の骨の状態や神経の位置、歯の根の形態など、立体的(3次元)に口腔内の状態を把握することができます。インプラント治療をおこなう場合、根尖病巣が疑われる場合、親知らずを抜歯する場合などに麻痺が出ないよう、神経と歯の根の位置関係を確認します。
SM菌の検査
歯科ドック
プラーク(歯垢)を採取し、むし歯の原因菌の一つであるSM菌(ストレプトコッカスミュータンス菌)の数を調べます*。SM菌は、むし歯の「きっかけ」をつくる菌です。そのほとんどが母子感染によるもので、3才までに菌の数が決まります。SM菌が多いほど、むし歯のリスクが高くなります。青の斑点が多いほど、菌の数が多いという判定になります。
位相差顕微鏡での
細菌検査
オーラルチェック
歯科ドック
位相差(いそうさ)顕微鏡を用いて、肉眼では見ることのできない細菌を検査します。むし歯の丸い細菌は連なって集まりますが、歯周病の細長い細菌は他の細菌と違い、歯周ポケットの内部を自由に動き回ります。むし歯も歯周病も、重症になればなるほど、細菌が活発に動き回る様子が確認できます。検査方法は、歯周ポケットのいちばん深い場所からプラークを採取して、細菌を顕微鏡に移します。なお、患者さまにもモニターで細菌の様子を確認していただきます。
歯周病の検査
オーラルチェック
歯科ドック
1本の歯の歯周ポケットを6箇所に分け、器具を用いて歯周ポケットの深さを測定します。歯周病は「部位特異性」があり、部位により進行度合いに差異があるため、詳細に調べる必要があります。また、歯茎からの出血をチェックし、炎症の有無を調べます。歯周ポケットの「深さ」は、あくまで歯周病の進行状態を示す目安*であり、重要なのはそこに出血があるかどうかです。また、動揺度や根分岐部病変も同時に検査しています。
* 歯周ポケットの深さが1~2mmは正常、3mmが軽度、4~5mmは中等度、6mm以上は重度という目安
むし歯の検査
オーラルチェック
歯科ドック
むし歯の有無と進行程度を検査します。その際、歯の被せ物や詰め物の種類や適合の有無、口腔がんや粘膜病変の有無なども確認します。
歯の模型作成
歯科ドック
歯の模型を作成し、噛み合わせの状態や歯並びなどを確認します。「治療前の状態」として記録しておくことで、治療を進めていくうえでも、現在の状態との比較が容易になります。
プラーク量の検査
歯科ドック
口腔内のプラークを赤く染め出し、磨き残しの量など、現在のブラッシングの状態をチェックします。染め出し後は、デンタルクリーニングを行い、染め残った赤い部分を落とした状態でお帰りいただきます。
STEP
03
医師からの説明・
治療計画の立案
検査結果が出るまでに、1~2週間ほどかかります。検査結果が出たら、今後の治療計画や治療期間などと合わせて、担当歯科医師より詳細なご説明を差し上げます。治療に関するご質問やご不明点、通院に際して不安なことなどがございましたら、遠慮なくご相談ください。
・検査結果
・治療計画
・治療費・治療期間の目安など
治療をお受けいただくことについて患者さまにご納得いただけましたら、次回から治療開始となります。
SECTION 02
東京国際クリニック/歯科の
血液検査
東京国際クリニック/歯科では、
抜歯をはじめ、歯周外科手術やインプラン
ト手術などの外科処置を伴う場合は、
事前に血液検査をおこなっています。
患者さまのお身体の状態を
把握することで、万全の体制で手術に
臨むことを目的としています。
主なチェックポイント
栄養状態
感染症の有無
貧血の有無
糖尿病の有無
炎症反応の有無
お薬の代謝・排泄に問題がないか
手術に際して血が止まりにくくないか
手術後の治癒に問題となるようなリスクがないかなど
一般的に血液検査までおこなう歯科医院は少ないため、「なぜ、歯科医院で血液検査をするのか?」と疑問に思われるかもしれません。
当院が血液検査をおこなう第一の理由は、患者さまに安心して外科治療に臨んでいただけるよう、万全を期すためです。そして、もう一つの理由は「歯周病と全身疾患の関連性」をチェックするためです。
近年の研究では、歯周病が糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎などと深く関わっていることが明らかになっています。なかでも、特に関連性が高いと言われているのが「糖尿病」です。血液検査で糖尿病の指標となる「ヘモグロビンA1c」の数値に異常がみられた場合などは、併設する医科クリニック各科の専門医と情報を共有。密に連携をとることで、患者さまの口腔内だけでなく全身の健康状態まで見据えた歯科治療をご提供します。
東京国際クリニック/歯科は
数年後を見据えた最適な
歯科治療をご提供させていただきます。
進行したむし歯や重度の歯周病
で抜歯と診断された方も
まずはお気軽にご相談ください。