東京国際クリニック / 歯科
ライフスタイル
LIFE STYLE
LIFESTYLE INTERVIEW
vol.05
歯を抜かずに
生かそうとする姿勢に感動!
「歯は、自分の心と肉体の門」
- W早稲田ゼミ 代表取締役会長
- 吉原 俊夫様
取材・文 森本裕美 取材日 2016年1月
生徒総数16,000名を超える「W早稲田ゼミ」の設立者・吉原俊夫会長。部分入れ歯、重度の歯周病など口元に多くのトラブルを抱えていましたが、東京国際クリニックの治療に「感動した!」と言います。治療を通して得られた仕事へのメリットやスタンスなど、実業家だからこそわかる歯の大切さについて伺います。
吉原俊夫様
1988年にW早稲田ゼミを創業。以来、「生徒第一主義」の理念のもと、群馬・栃木・埼玉県内に約40拠点を展開。仕事のスタンスは「思いやり」と語り、以前構えていた銀座の寿司屋では、塾の従業員とその家族は飲食無料にしていたというほどスタッフを大切にしている。
ダメな歯も安易に抜かず
生かそうと努力してくれた
歯医者に行こうと思われた理由を教えてください。
- 吉原様
-
下の奥歯が部分入れ歯だったんですよ。もう9年くらい前からね。噛み切る力が弱いし、外れることもあったので不便でした。それに、滑舌が悪くなりますね。200~300人の前でスピーチすることもありますが、部分入れ歯だと空気がもれるでしょう。だから、あんまりうまくしゃべれませんでしたね。
あと、私は重度の歯周病だったんですよ。だから朝起きたら歯が抜けていたこともありました。
なるほど、色々なトラブルを抱えてらっしゃったんですね。それにしてもなぜ、東京国際クリニックの歯科を選ばれたのでしょうか?
- 吉原様
-
友人や教え子にも歯医者がいっぱいいるんですよ。だから、今までは彼らに任せていたんです。で、あるときインプラントにしたいと思い、相談したんですが「できない」と言われたんです。私はインプラントをするために必要な顎の骨がなくなってしまいっているから無理だと。それでしばらく諦めて過ごしていたんですが、知人に東京国際クリニックを紹介されて、一応相談してみたら「できる」と言われたんです。できるんだったらやってみようと。チャレンジ精神ですね(笑)
具体的にどのような治療をされたんですか?
- 吉原様
-
5時間かけて、下の部分入れ歯と差し歯を外して仮歯まで作りました。1日で全部。最初は驚きましたが、1日でここまでできるというのは、忙しい人間にとっては大きなメリットです。
ただ、私は歯周病だったので、まずは歯周病を完治させる必要がありました。歯周病のままインプラントにすると、「インプラント周囲炎」という病気になって、結局インプラントも抜けてしまうことがあるそうです。だから、まず歯周病を治すのに半年。それからインプラントを入れ終わるのに半年ほどかかりました。
合計1年ですか、けっこう時間がかかるんですね。
- 吉原様
-
そうですね。でも歯周病を完治させる必要性を清水院長は丁寧に説明してくれましたし、私もそれに納得しました。群馬から車で2時間かけて通っていましたが、月に1回程度だったのでラクでしたよ。それに、清水院長が面白い人だから楽しかった。医者って、なかなか話してくれないじゃないですか。でも彼は、歯周病菌と虫歯菌の違いとか色々教えてくれてね。人柄もいいしね。
逆に東京国際クリニックの不満点があれば教えてください。
- 吉原様
-
あ~、それはないなぁ。本当に満足しています。反対に感動した話をいたしましょう。私は重度の歯周病だったので、色々と歯がやられているでしょう。だから抜かないとダメな歯がほとんどなわけです。でも清水院長はね、抜かないで、なんとか生かそうとしたんですね。ダメだと思われる歯も治療をしたんです。歯の根は3本あるらしいんですが、そのうち2本が腐っていても、残りの1本を残そうと努力してくださったんですね。
結果はね、その根っこはダメでした。でもその努力が素晴らしいじゃないですか。
やはり自分の歯は、なるべく残したいですものね。
- 吉原様
-
そうですよ。私の友達の歯医者なんてすぐ抜いちゃうんだから(笑)今の歯医者は技術のない人が多いですよね。だけど技術って、どんどん進歩しているじゃないですか。だから清水院長みたいに、それを積極的に取り入れていかないとダメだよね。
硬いものをラクラク食べられる。それが当たり前だと思える幸せ
治療を終えられて、インプラントの調子はいかがですか?
- 吉原様
-
体重が7キロ増えたんですよ。食べ物が食べやすくなりましたし、美味しいなと実感するようになりましたね。前はせんべいとかダメだったけど、そういうのがラクラク食べられるようになったから最初は感動したな。でも人間って最初だけですよね、今は当たり前になっちゃったな。
滑舌についてはいかがですか?
- 里見様
-
話しやすくなりましたよ。空気がもれないですからね。見た目も、茶色っぽい歯だったけど、色も自然な白色になったしね。笑顔もよくなったと思いますよ(笑)
お金にあまり興味はない。
それよりも、子どもの笑顔にかけたい
ところで、なぜ塾を始めようと思われたんですか?
- 吉原様
-
最初は家庭教師をしていたんですよね。そしたら、偏差値40くらいの子が、60くらまで上がってしまうわけ。子どもも嬉しそうでね。純粋に子どもが喜んでくれる仕事っていいなと思ったわけです。お金にはあまり興味がないので、子どもの笑顔にかけようと思いました。
素晴らしいですね。仕事へのスタンスを教えてください。
- 吉原様
-
相手に対する思いやりですね。人間というのは、100%自分のことしか考えない。でも、人間でいるためには、相手に対して思いやりを持っていないといけない。それが、だんだん歳をとるとわかってくるんですよね。あと、自分はトップだから決断力ね。
決断力はどうしたら磨けるのですか?
- 吉原様
-
決断力は90%の勝利と10%の負けを同時に考えるの。負けた後のことをちゃんと考えているわけ。まぁ、今まで負けたことはないんですけどね。それができないヤツは悩んじゃうからダメ。勝ちのことばかりを考えるのではなくて、負けたあとのフォローをしっかりし見積もっておくことが大切ですね。
なるほど。企業のトップとなるとストレスも溜まりそうですが、発散法を教えてください。
- 吉原様
-
ストレスは溜まりません。切り替えですよね。仕事は仕事、プライベートはプライベート。寝る前に読書をしている時間が一番落ち着くひと時ですね。雑学から全部、色々ね。おもしろければ3~4時間読み続けることもあります。エネルギーなんてものは、作っていかないとダメでしょう。オフのときにしっかり休んで、オンのときにエネルギーをしっかり使う。それだけです。
社員を喜ばせることにも一生懸命
プライベートのお写真を色々とご用意いただきありがとうございます。この女性の写真は何ですか?
- 吉原様
-
これは私です。女装したときの。
えっ! なぜ女装を!?
- 吉原様
-
4年に1回、ホテルで親睦会を開いているんだけど、これは25周年のときかな。社員からプレゼントをたくさんもらっているから、何かいいお返しができないかなと考えて、女装することにしたんです。驚かせてやろうっていういたずら心ですね。
社員のみなさんの反応はいかがでしたか?
- 吉原様
-
びっくりしていましたよ。盛り上がりました。私はね、本当は写真は好きじゃないの。根暗で、パフォーマンスも大嫌い。仕事だからやっているだけ。
それにしてもすごいです。もう一枚のガッツポーズの写真は何ですか?
- 吉原様
-
これは以前、チラシの撮影で撮ったものですね。「がんばろう!」の気持ちをこめてこのポーズ。
すごくパワーを感じます。それでは、最後に吉原会長にとって「歯」とはどのような存在か教えてください。
- 吉原様
-
「歯は、自分の心と肉体の門」です。自分の心を表現する出口であり、肉体を維持するための食べ物を取り入れる入り口だからです。そこには門が必要でしょう。歯が健康になると仕事にも全力で打ち込めるし、プライベートでも楽しく食事ができたり、笑顔に自信が持てたり、いいことづくしです。余計なことに気持ちを持っていかれることがないので、時間を大切に使えます。特に企業のトップに立つ人間にとって、歯はとても大切な存在だと思います。
W早稲田ゼミ
1988年創業。質の高い授業と徹底した面倒見のよさが人気となり、現在では群馬・栃木・埼玉県内に約40拠点を展開する関東有数の学習塾。教師同士がナンバーワンの座をかけて授業の仕方を競う「授業トーナメント」や、毎日10分の「家庭用教材」、いくら受けても無料の「補習授業」など、独自のシステムで成績向上をサポート。