東京国際クリニック / 歯科
世界基準の
歯周病治療PERIOD.®
GLOBAL STANDARDS
TREATMENT
科学的根拠に基づく治療で
歯周病を完治へと導きます。
最短1日で歯周病菌を
除去するPERIOD.
歯周病治療PERIOD.(ペリオド)は、“ 歯周病(perio:ペリオ)に終止符(period:ピリオド)を打つ ”という思いを込めた、東京国際クリニック/歯科でのみ受けていただける世界基準の歯周病治療です。PERIOD.は、歯周病学における世界最高峰であるスウェーデン王立イエテボリ大学での基礎研究とヨーロッパ歯周病学会で検証された治療法をベースにした「ワンステージフルマウスウルトラソニックデブライドメント*1」という治療法を基にし、歯周病菌を最短1日で除去するのが大きな特長です。近年、PERIOD.に類似した治療をおこなう医院も増えていますが、歯周病の原因菌を最短1日で除去する歯周病治療は、国内で当院が初めて取り組んだ治療法です。同様の治療は、1996年、ベルギーのレーベン大学Quirynen M.らによって世界で最初に取り組まれました。*2
*1 ワンステージフルマウスウルトラソニックデブライドメント(Fm-UD:One stage Full mouth Ultrasonic Debridement)は、イエテボリ大学歯周病科前教授のWennstrらによって提唱された治療法です。
*2 フルマウスディスインフェクション(FMD:Full Mouth Disinfection)
SECTION 01
PERIOD.の
根底にある考え方
歯周病は、プラーク(歯垢)に潜む細菌が歯茎や歯を支える歯槽骨などの歯周組織に侵入することで炎症を起こし、組織を破壊する感染症です。歯周病治療では、その原因であるプラークを徹底的に除去することがもっとも重要であり、原因を取り除くことさえできれば歯周病は必ず治ります。重度の歯周病でも、適切な治療によって原因を除去できれば歯を残すことが可能なのです。そのためには、何よりもまず正しい診査・診断が欠かせません。そのうえで、科学的根拠に基づく治療法とその根拠に裏打ちされた歯周病専用の治療機器を用いて、プラーク(=細菌)を徹底的に除去していきます。
PERIOD. THINKING 01
できるだけ歯を抜かない、
歯を残す歯周病治療
PERIOD.では、患者さまご自身の歯を守ることを最優先にし、できるだけ歯を抜かずに歯周病を治すことにこだわります。安易に歯を抜いてインプラント治療を提案するようなことはありません。抜歯はあくまで最終的な処置と考え、患者さまご自身の歯を残せる可能性がある限り、その可能性を追求します。他院で「抜歯するしかない」と言われた重度の歯周病の方でも、あきらめる必要はありません。当院が非抜歯治療にこだわる理由は、もちろんインプラントより天然歯のほうが優れているからですが、同時に「インプラント周囲炎のリスクを低減するため」という理由もあります。インプラント周囲炎はインプラントに起きる歯周病に類似した病気ですが、「口腔内のインプラント本数が増えるほど、インプラント周囲炎を発症するリスクが高くなる」ということが明らかになっています。そのため、インプラント周囲炎を予防するためには、安易に「抜歯 → インプラント」という選択をすべきではないと考えています。
PERIOD. THINKING 02
痛み・ダメージを最小限に抑え、最大限の効果を得る歯周病治療
PERIOD.は、痛みや外科的侵襲の少ない方法で歯周病を治すことを目指しています。歯周病の進行程度にもよりますが、基本的に非外科治療によって歯周病を完治へと導きます。
PERIOD.では、歯周病専用の超音波スケーラーやエアフロープロフィラキシス マスター、レーザーなど、歯周組織へのダメージを最小限に抑えながら、最大の治療結果が得られる歯周病専用機器のみを採用しています。また、歯周病の進行程度によって外科処置が必要になる場合は、局所麻酔に加えて「静脈内鎮静法」という点滴を用いた麻酔をご用意しています。静脈内鎮静法をおこなうことで、痛みや治療中の音などを気にすることなく、リラックスした状態で治療を受けていただけます。
* 当院では、スイスEMS社が開発する最新のエアフロープロフィラキシスマスターを導入しています。本機では、深い歯周ポケット内に残った歯周病菌を徹底して取り除くことができます。処置で用いるエアフローパウダー・プラスは、従来よりも更に超微細なアミノ酸の粉末のため、組織へのダメージも少なく、痛みも伴いません。また、アミノ酸は人間の体を構成する基本栄養素のため、高い安全性が保証されています。
PERIOD. THINKING 03
科学的根拠に基づき、
確実に完治まで導く歯周病治療
歯周病は、日本人の「国民病」とも言われるほど蔓延しています。その主な原因としては、日本に歯周病の専門知識を持つドクターが少ないことや科学的根拠に基づく歯周病治療を提供する医療機関が少ないことが挙げられます。PERIOD.は、科学的根拠に基づいた歯周病治療です。歯周病学において世界最高峰であるスウェーデン王立イエテボリ大学での基礎研究やヨーロッパ歯周病学会で検証された治療法をベースにしながら、常に最新の論文・研究データに基づいて治療法をアップデートしています。患者さまの症状に応じて、現在考え得る最善の治療機器を組み合わせることで歯周病菌を徹底的に除去し、完治へと導きます。症状の軽減を図るだけの対症療法ではなく、確実に完治まで導くのがPERIOD.です。
PERIOD.で使用する治療機器の一例
SECTION 02
PERIOD.の6つの特長
PERIOD. MERIT 01
できるだけご自身の歯を残す
当院では、できるだけ「患者さまご自身の歯を残す」方針で歯周病治療に取り組んでいます。
どんなに精度の高い被せ物よりも、私たちが生まれながらに持っている天然歯のほうが優れているからです。そのため、抜歯はあくまで最終手段であり、そうなる前に患者さまご自身の歯を残す可能性を追求するのが当院の歯周病治療 PERIOD.(ペリオド)です。他院で「抜歯するしかない」と言われた重度の歯周病の方でも、諦めずにご相談ください。
PERIOD. MERIT 02
治療期間を大幅に短縮
保険が適用される従来の歯周病治療では、口腔内を上下左右と数ブロックに分けて段階を追って治療をおこなうため、治療を終えるまでに、半年から1年以上に及ぶ長期通院が必要になります。そのため、歯周病が完治する前に治療を中断・放棄してしまう方も少なくありませんでした。PERIOD.は最短1日*で歯周病菌を除去できるのが特長です。口腔内をブロックに分けることなく、歯周病の原因菌を取り除くすべての処置を1回でおこなう「ワンステージフルマウスウルトラソニックデブライドメント」という治療法を採用しています。
* 患者さまご自身でプラークコントロールができるようになるまでは、PERIOD.をおこなうことはできません。
* 歯周病の進行程度によって、治療法や治療期間が異なる場合があります。
PERIOD. MERIT 03
徹底したプラークコントロールにより再発を防止
PERIOD.の第一歩は、患者さまに正しいブラッシング方法を習得していただき ご自身でプラークコントロールを確立していただくこと。日々のブラッシングによってしっかりプラークコントロールができているか数値化・見える化したうえで、患者さまと二人三脚で、当院が定める目標数値をクリアできるように取り組んでいきます。しかし、なかなかブラッシングが改善されず、目標数値に達しないこともあります。そんなとき、歯周病治療を「面倒だ」と思ってしまう患者さまもいらっしゃいます。だからこそ、当院では歯科衛生士を担当制にしています。専任の歯科衛生士が、常に患者さまの口腔内の状態を正しく把握しながら、適切なアプローチでブラッシング・治療を支えてまいります。
PERIOD. MERIT 04
ワールドスタンダードの
歯周病治療
PERIOD.は、東京国際クリニック/歯科で院長を務める清水の豊富な知識・経験が反映された歯周病治療です。清水は、歯周病学における世界最高峰であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授、そして日本における歯周病学の第一人者・岡本浩前教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療を実践しています。歯周病治療・歯周外科治療の症例数は10,000症例以上に及び、歯周病治療でもっとも難しいとされる根分岐部病変の治療に関しては、清水が参画したチームがまとめた内容が現在の日本歯周病学会の治療指針となっています。
PERIOD. MERIT 05
科学的根拠に基づく
歯周病専用機器を使用
PERIOD.で使用する機器は、すべて科学的根拠に基づいてその有効性が確認されている歯周病専用の機器のみを採用しています。さらに、最新学術データに基づいて、常に治療機器をアップデートしています。歯周病治療で用いられる超音波スケーラーやレーザーなどの治療機器は様々なメーカーから出ておりますが、患者さまが治療機器を選ぶことはできません。だからこそ、治療を提供する私たちが科学的根拠に基づいた治療機器を選定する必要があるのです。
PERIOD. MERIT 06
専任の歯科衛生士による徹底サポート
歯周病は再発リスクが高い病気ですが、PERIOD. には徹底して歯周病の再発を防ぐメソッドがあります。専任の歯科衛生士が、患者さまお一人おひとりの 口腔内の環境に合わせたメンテナンスプログラムをご用意し、徹底して歯周病の再発を防いでいきます。当院の歯科衛生士は、日本歯周病学会および日本臨床歯周病学会に在籍しており、歯周病認定衛生士の資格を有するスタッフも在籍しております。
SECTION 03
インプラントに起きるトラブル
「インプラント周囲炎」にも
有効なPERIOD.
※写真の色味を一部抑えた加工をしています
今、インプラントに起きる歯周病に類似した病気「インプラント周囲炎」に罹患する方が増えています。インプラント周囲炎は、主に以下のような要因で起こります。
・歯周病が治っていない状態でインプラント治療をおこなう
・ブラッシングが不十分である(正しいブラッシングができていない、ブラッシングを怠る、インプラントの被せ物の形状が悪くてブラッシングしにくい など)
・歯科医院での定期メンテナンスを怠るなど
インプラント周囲炎は歯周病に比べて進行スピードが早く、重症化している場合はインプラントを抜かざるを得ないこともあります。今日において、インプラント周囲炎の治療法は確立されていませんが、インプラント周囲炎の原因も歯周病と同様にプラークです。東京国際クリニック/歯科では、プラークを徹底的に除去する歯周病治療PERIOD.を応用して、科学的根拠に基づいたインプラント周囲炎治療をおこなっています。
SECTION 04
PERIOD.の流れ
STEP
01
カウンセリング(約30分|無料)
はじめに、問診票・アンケートをご記入いただき、その内容をもとに医師によるカウンセリングをおこないます。現在の口腔内の状態とお悩みを伺い、現在治療中の病気や家族歴などを確認します。常用薬・アレルギーの有無、ブラッシング習慣や生活習慣なども伺います。
STEP
02
口腔内検査
(オーラルチェック/歯科ドック)
- オーラルチェック
- (約60分|10,000円)
- 歯科ドック
- (約120分|50,000円)
口腔内を詳細に診査・診断をさせていただくために、治療に進む前には口腔内検査をおこなっています。診査・診断の目的は、現在の口腔内の状態・問題を把握し、「この問題が口腔内のどこからきているのか」という原因の根本を突き止めることです。そのうえで「改善するためには、どのような治療法を選択すべきか」という治療計画を導き出します。なお、東京国際クリニック/歯科では2種類の口腔内検査(オーラルチェック/歯科ドック)をご用意しています。
STEP
03
検査結果・治療計画のご説明(約90分|再診料)
口腔内検査の結果が出るまでに、1~2週間ほどかかります。検査結果が出たら、今後の治療計画や治療期間などと合わせて、担当歯科医師より詳細なご説明を差し上げます。治療に関するご質問・ご不明点や、通院に際して不安なことなどがございましたら、ご遠慮なくご相談ください。
STEP
04
ブラッシング
歯周病を治すためには、患者さまご自身でおこなう日々のブラッシングが非常に重要です。正しいブラッシングが、ご自身でおこなっていただける唯一の「治療法」であり、唯一の「予防法」になります。そのため、専任の歯科衛生士の徹底サポートのもとで、正しいブラッシング方法を身に付けていただきます。プラーク残存量を数値化することで現在の状況を把握しながら、プラーク残存量20%以下を目指して取り組んでいただきます。
STEP
05
歯周病治療PERIOD.
正しいブラッシング方法が身に付き、患者さまご自身でプラークコントロールができるようになったら、PERIOD.を開始します。歯周病の進行程度に応じて、歯周病専用の超音波スケーラーやエアフロー、Er:YAG レーザーなどの歯周病専用機器を組み合わせて使用し、歯周ポケット内のプラーク・歯石を徹底的に取り除いていきます。重度にまで進行してしまった歯周病の場合は、歯周外科治療や歯周組織再生療法なども併用して治療をおこないます。
STEP
06
PERIOD.後におこなう「術後チェック」
組織が再生する術後1ヶ月は非常に重要な期間です。そのため、術後2週間と術後4週間を目安に経過を診察し、今後のメンテナンス間隔を設定していきます。2週間後と4週間後で術後チェックの内容は異なりますが、組織が成熟してくる1ヶ月後以降には歯肉の状態を記録するために口腔内写真を撮影し、歯周ポケットの深さや炎症の有無などを精密に検査します。歯周病がコントロールされた良好な状態であれば、次の治療ステップへと進みます。
科学的根拠に基づく治療で、
長期にわたり健康な
口腔内を維持するのが
東京国際クリニック/歯科の
歯周病治療PERIOD.です。
最新の研究や論文に基づき、治療法や
治療機器は常にアップデートしています。
世界基準の歯周病治療で健康な口腔内を
取り戻しましょう。